もはや産後ではない。

2人育児にてんてこまいな主婦の日々の活動記録。

吐きもどしが多かった子の話。

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こんにちは、nohohです。

昨日月曜日には熱も下がり、息子の風邪は順調に快方へ向かっているようです。
子どもの風邪で親が大変な症状として、嘔吐があるのですが、今回はないようで、ホッとしていますε- (´ー`*)


嘔吐と言えば、息子は新生児の頃から本当に吐きもどしの多い赤ちゃんでした。

吐きもどしの多い赤ちゃんとの出会い

私が出産した産院は出産の翌日から母子同室なのですが、初めて病室に連れてこられた時、ずいぶん気難しい顔をしている赤ちゃんだなぁ…と思っていたら、早速乳を吐きました。私、びっくり。そうか、気持ち悪かったのね…。

すぐさま助産師さんが拭いてくれたり、体勢を横向きにしてくれたり、それはもう手慣れた様子で対応してくれましたが、そんな状態で引き渡されたので、正直テンパりました。抱っこさえままならない私は、ふにゃふにゃの赤ちゃんを、どこをどうしたら横向きに寝かせられるのかさえ、ちんぷんかんぷん。
その時の感想。“難儀な赤ちゃんだ…!!”


吐きもどしの原因は?

生まれたての赤ちゃんの胃は、真っ直ぐで容量が小さく、ミルクを飲むとすぐに容量オーバーになります。そのため、ミルクを飲んだ後にげっぷが足りなかったり、ちょっとした動きの衝撃だったりミルクを飲みすぎたりすると、わりとすぐに吐きます。
これが、吐きもどし。

うちの場合も、ミルクの飲みすぎと げっぷが足りないことが要因のようでした。
息子は授乳から寝落ちするタイプなのですが、いつまでもずーっと乳を吸い続け、寝付く前に飲みすぎてしまい気持ち悪くなって吐くことが しばしば。(そしてまた飲んでやっと寝る)

そして何より、息子はげっぷが下手すぎました。
もともと母乳は哺乳瓶で飲んだときに比べて空気を飲み込みにくく、げっぷも出にくいと言われていましたが、うちは本当に出なかった…!縱抱きにして、肩に顎を乗せていくらトントンしても…出ない。10回に1回出ればよい方。トントンしていると、私の方が先にげっぷが出るという、不思議。
息子は、わりと産まれた頃から自分で首を振れる子だったので、頭を私の肩にあずけられず なかなかいいポジションがとれなかったせいもあるのかもしれません。先輩ママに おススメされた“比較的高めに抱っこしてげっぷさせること”で、若干成功率が上がったかな?というくらい。
それ以降、こちらがいくら試行錯誤しても、うまく出せないまま生後2ヶ月を過ぎた頃になって、ようやく自分でコツを習得したらしく、げっぷを出せるようになってきました。


吐きもどし予防に苦心するも…

吐きもどしの何が怖いって、第一に“窒息”です。まだ自力で動けない赤ちゃんは、吐きもどしたミルクがつまって窒息してしまう可能性もあると聞いていたので、とても心配になりました。
あと、地味に大変だったのは、“衣服についた汚れが落ちにくい”ことでした。吐きもどすと若干量の乳が飛ぶので、母乳が服などの布に付いて時間が経つと、ほんっっっっとうに、落ちにくい!というか、落ちない!!何度「シミ落とし 母乳」でググったことか(笑)
もともと黄色い初乳はもとより、そうでない乳も時間が経つとどうしても黄色いシミになります。新生児の服は白や淡い色の服が多いので、乳シミがつくのが本当にストレスでした。
そんなわけで、吐きもどしを防ぐべく、予防クッションやらバスタオルやらで頭を高くして寝かせてみましたが、全敗…。途中から諦めて、窒息していないか監視強化作戦にシフト。


それでも吐きもどしは続く

げっぷが出せるようになってから一瞬は落ち着いた吐きもどしですが、次に困ったのは、うつぶせで遊ぶようになった頃。
生後5カ月で寝返りをマスターした息子は、授乳直後でも寝返ってはうつぶせで手足をバタバタさせ、その衝撃でよく吐きもどしていました。
同時によだれの多い時期でもあったので、床にタオルを敷いていましたが、毎度器用にタオルを避け、その下に敷いていたラグの方に吐きもどしとよだれが…。
これも途中から諦めました(笑)
その頃は冬だったので、洗いにくいジャンプスーツやダウンジャケットは汚れても惜しくないお古のものを着せ、上からよだれかけをして備えました。


吐きもどし全盛期の終焉

すっかり吐きもどすのが日常になっていましたが、ようやく吐きもどし期の終わりがやってきました。
きっかけは、離乳食開始
にんじんなど色のついた野菜を吐きもどされたら、処理が大変そうだな~…なんて思っていましたが、あれ?一度も吐きもどさない。
よくよく思い返してみると、離乳食を食べた後は吐きもどさなかったのです。
そうなると、吐きもどしは私の母乳の質が原因か!?…なんて思いもしましたが、いかんせん離乳食が始まるまでは成長曲線上の方の まるまる太めな赤ちゃんだったので、きっと母乳の飲みすぎだったのでしょうね(-_-;)

2回食、3回食と離乳食の回数が増えるにつれ、胃も成長したのか いつしか まったく吐きもどさなくなりました。


そんなわけで

1歳も過ぎた今となっては、かつて毎日吐きもどしていたことなどすっかり忘れていましたが、体調不良の時などは、吐きもどし全盛期の頃を思い出します。
あの頃は日常茶飯事すぎて何とも思いませんでしたが、今もし嘔吐されたらどこか具合が悪いのかちょっと心配になるだろうな。
これからノロウイルスロタウイルスなど嘔吐を伴う病気も流行るだろうし、いま一度、嘔吐の時の対応方法を確認しておきたいものです。